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【業界ウォッチャーX 芸能ニュース舞台裏】日本アカデミー賞は「無観客、無記者」に

 「春休みに入る直前の小、中、高校の休校措置は映画業界には大きな痛手です」と映画関係者がいうように「ドラえもん」の新作などの公開延期が決まった。

 「本来、最新のシネコンは空調がいいので比較的安全だと思います。しかし多くの人間が集まる場は注意するに越したことはないとの判断です」と続けるのは3月6日開催の「日本アカデミー賞」授賞式だ。

 都内のホテルで行われるが、授賞式後のパーティーやディナーを中止するだけでなく、出席者も最小限に抑えての開催となる。授賞式は日本テレビ系で放送されるとはいえ、“無観客”だけでなく、取材も中止の“無記者”イベントとなる。

 「これまでは一般客も4万1000円のチケットを購入し、ディナーを味わいながら授賞式を観覧していました。主催者側も売り上げを運営費に充ててきたのです。払い戻しは大赤字ですが、日本を代表する女優や俳優を感染の危険にはさらせない。万が一、受賞者やプレゼンターに感染者が出たら、責任の取りようがありませんからね」とは映画会社関係者。

 テレビ業界では時節柄、1月期ドラマのクランクアップ時期だが、「打ち上げ禁止令」を出した番組もあるという。飲食店も打撃を受ける。負のスパイラルだ。

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