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【織田哲郎 あれからこれから】チームリーダーとしての「資質」…残念ながら私にはなかった (2/2ページ)

 私ももともとはバンドマンですから、いいバンドがいるとついつい手助けしたいと思うわけです。でも音楽面ではリードしてあげられても、とにかくチームリーダーとしての資質が残念ながら私にはないのです。私は単なる音楽を創る職人であって、元来は空気の読めない、社会やら人間関係やらの中でのあり方がよく分からない男なのです。

 3バンドとも、とても才能のあるチームだったので、きちんと導いてあげられる人間がいたら、もっと大きく羽ばたけただろうに、という後悔がずっと残っています。

 ともかくこの時期、会社組織の中でも、プロデューサーとしても、一番苦手なポジションを担当することが多くなり(自分でそうしてしまったのですが)、ストレスがどんどんたまっていく中で鬱の症状は徐々に悪化し、酒量がひたすら増えていったのでした。

 ■織田哲郎(おだ・てつろう) シンガーソングライター、作曲家、プロデューサー。1958年3月11日生まれ。東京都出身。現在「オダテツ3分トーキング」をYouTubeで配信中(毎週土曜日更新)。

 弦カルテットとの共演による『幻奏夜IV』は16日(日)=東京・丸の内コットンクラブ▽23日(日)=名古屋ブルーノート▽24日(月祝)=ビルボード大阪-で開催。一般予約を受付中。さらに29日(土)には「幻奏夜+」を下関市民会館大ホールで開催。詳しくは公式サイトt-oda.jpへ。

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