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【シネマパラダイス】「男と女」53年後の“続編” 「男と女 人生最良の日々」

 1966年に大ヒットしたフランス恋愛映画「男と女」、53年後の“続編”。

 かつてレーシング・ドライバーとして一世を風靡(ふうび)したが、今は記憶を失いつつある老人ジャン(ジャン=ルイ・トランティニャン)はかつて愛していた女性アンヌ(アヌーク・エーメ)だけを追い求めていた。

 そんな父親の姿を見た息子は、アンヌを探し出し2人を再会させるが、ジャンは相手が彼女だと気づかずにアンヌへの思いを話し始める…。クロード・ルルーシュ監督。31日公開、上映時間1時間30分。

 【ホンネ】同じ俳優による過去と現在の映像が組み合わされ、2人の愛が鮮やかによみがえり、年齢を重ねたがゆえの重厚な存在感が伝わる。おなじみフランシス・レイの「ダバダバダ…」のテーマ曲は色あせず、彼の遺作となった新たな2曲も哀愁の涙を誘う。

(映画評論家・山形淳二)★★★★

★5つで満点