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【シネマパラダイス】ラストの希望が素晴らしい! 新たな切り口で送る戦争映画 「ジョジョ・ラビット」

 2020年の米アカデミー賞6部門でノミネートされた、新たな切り口で送る戦争映画。監督は「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティ。

 第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は青少年集団の立派な兵士になろうとするが、訓練でウサギを殺せずにバカにされ、揚げ句、手榴(しゅりゅう)弾の訓練で大ケガを負ってしまう。そんな中、ジョジョは自宅にユダヤ人の少女エルサ(トーマシン・マッケンジー)が匿われていることを知り…。

 ユーモア満載の1時間49分。ラストの希望が素晴らしい! 17日公開。

 【ホンネ】戦争映画だが、主人公の成長物語であり、確固たる意見や信念を持つことの大切さや、愛と絆を描いた物語でもありと、すべてが絶妙なバランスで成り立っている秀作。今の時代にこそ必要な1本。

(映画評論家・安保有希子)★★★★

 ★5つで満点

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