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【CS・BS 今週の狙い撃ち】ロシア軍兵器に対する好奇心…“童心”のままに見てしまう番組 「潜入!ロシア軍のすべて」

★「潜入!ロシア軍のすべて」〈12月13日(金)午後9時 スカパー!CS340ディスカバリーチャンネル〉

 近ごろSNSを見ると、やたらと人やものを右か左か、敵か味方かと分ける傾向にあるようで、実に寂しいと感じることがあります。余裕を持って冗談を言えるような人間でありたいものです。物事を偏見の目で見るのではなく、純粋な好奇心というのも人には大事なことではないかと思うのです。

 13日午後9時からスカパー!ディスカバリーチャンネルで放送される「潜入!ロシア軍のすべて」は子供のような気持ちで楽しめる番組です。

 この番組は、ベールに包まれたロシア軍兵器の全貌が明かされます。ソ連が解体されてロシアとなり、西側諸国のような民主的な国になったように思っていたのですが、やはり閉鎖的なイメージがつきまとってしまうのがロシアという国の現状かもしれません。

 そんなロシアの軍の内部にカメラが入るというのですから、興味を抱いてしまうのが正しい大人といえるでしょう。

 軍関係者以外立ち入ることが許されない兵器製造工場や試験場にカメラが潜入。遠隔操作が可能な歩兵戦闘車や、驚くべき高度で飛行する迎撃戦闘機などが登場するので、子供心に戻ってしまう男が大勢出るはず。

 初回は原子力潜水艦に潜入します。K-433“スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ”は、プロイェクト667BDR型(デルタIII型)の原子力弾道ミサイル潜水艦。なんと、16基のミサイルを搭載していて、その飛距離は9000キロにも及ぶとのこと。番組では、ロシア海軍が運用するこの潜水艦に潜入し、そこで繰り広げられている乗員の仕事や生活に密着します。

 調理場や寝室を見ると、内部での生活ぶりが感じられてほっとします。ただし、よくよく考えると、乗員たちは原子炉の近くで寝起きしているわけです。ピリッとした感情になります。

 陸、海、空それぞれの過酷な環境下でも耐えられるように製作された最新兵器を紹介してくれるこの番組、純粋な気持ちで見られるはずです。(横川メロディー)

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