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【シネマパラダイス】仏の鬼才ギャスパー・ノエ監督の超問題作「クライマックス」

 「カノン」「アレックス」などの過激作品で名を馳せた仏の鬼才ギャスパー・ノエ監督のまたまた超問題作。

 雪降る山奥の廃墟。公演のリハーサルで集まった22人のダンサーらが打ち上げパーティーをしていた。しかし、そこで出されたサングリアには何者かによってLSD(ドラッグ)が混入されており、やがて彼らはトランス状態に陥っていく。ソフィア・ブテラ主演。1日公開、上映時間1時間37分。R18+。

 【ホンネ】エクスタシーに暴力…集団ドラッグ中毒。理性が破壊され潜在意識と本能が丸裸になる地獄絵図。そんな狂気を視覚、聴覚を最大限に刺激する長回しのカメラワークに耳をつんざく音楽。フレキシング、クランプ、ソウルなど、演技経験のなく集まった前衛プロダンサーの熱気、体当たりのパフォーマンスが目に焼き付く。(映画評論家・山形淳二)★★★★

 ★5つで満点

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