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【シネマパラダイス】想像をはるかに超えたインドの格差社会 実話が題材の感動作「ガリーボーイ」

 2019年インド映画世界興収第2位を記録。本年度米アカデミー賞国際長編映画賞のインド代表に選ばれた、ゾーヤー・アクタル監督による実話が題材の感動作。

 今でも厳しい格差社会が存在するインド。大都市ムンバイの最貧困層が集まるスラムに暮らすムラド(ランヴィール・シン)は成功してほしいと願う両親に大学に通わせてもらいながらも、生まれで人を判断するインド社会に閉塞感と怒りを感じていた。そんなとき、偶然ラップに出合い、鬱屈した気持ちを詞にするようになるが…。

 アメリカンドリームならぬ、インドドリームの舞台裏に隠された、凄まじい熱量は圧巻の一言。上映時間2時間34分。18日公開。

 【ホンネ】想像をはるかに超えたインドの格差社会。改めて自分がいかにぬるま湯にいるかを痛感させられた。若い人にはいい刺激になるはず! 中年だってがんばるよ。(映画評論家・安保有希子)★★★★

 ★5つで満点

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