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【シネマパラダイス】人気シリーズ小説「仁侠」の一篇を映画化 『仁侠学園』

 今野敏の「仁侠」シリーズ小説の、人気の一篇を映画化。地元への貢献を信条とする弱小ヤクザ組が、経営難に陥った高校の再建に乗り出す人情コメディー。監督は、ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズなどの木村ひさし。1時間59分。27日公開。

 社会奉仕が大好きな組長(西田敏行)が引き受けた仕事のため、ナンバー2の日村(西島秀俊)は子分(伊藤淳史)らを引き連れて学校改革に着手する。だが時代錯誤なやり方は、先生・生徒の間で物議を醸す。

 【ホンネ】西島をイジるような笑いに噴き出し萌え。その堅物かつズレた発言がおかしく、個性豊かな子分たちとのコンビネーションも最高。暑苦しいが義理と人情にまっすぐな姿勢に、高校生が感化されていく展開に快哉! 西田が醸す人情味や威圧感もスゴイ。いろんな映画やドラマへのオマージュも楽しい。(映画評論家・折田千鶴子)★★★☆

 ★5つで満点 ☆=星半分

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