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【酒井政利 時代のサカイ目】日舞、殺陣、太鼓、イリュージョンも披露 令和の「小野小町」が昭和を歌う (1/2ページ)

 クレオパトラ、楊貴妃と並び世界三大美女と称される小野小町。平安時代の女流歌人で『古今和歌集』の序文に記された六歌仙。『花の色は移りにけりないたずらに~』は百人一首でも親しまれている。

 ただ全国各所に墓があることからもわかるように、謎も多い。

 そんな“小野小町”の名をグループ名にした女性4人組のユニットが『伝説小町』でデビューした。

 メンバーは小西麗菜、福島彩菜、坂中楓、山川紗希。これまで名古屋を中心に活動していたメンバーで構成されている。

 「いろんな世代の方々に、私たちの小野小町を通じて、日本の魅力を伝えていきたい。日本全国はもちろん、私たちのステージは言葉が必要ないので、世界のたくさんの人たちに伝わると思っています」とリーダー的存在の小西。

 小野小町は歌って踊るアイドルの要素はもちろん、伝統芸能である日舞、殺陣、太鼓、さらにはイリュージョンも披露する新時代感覚のエンターテインメント集団だ。

 デビュー曲のお披露目でも太鼓演奏、激しい殺陣から人体交換をするイリュージョンも。アイドルの枠を超えたエンターテイナー集団の顔を見せ会場を大いに沸かせた。

 小西は「昭和の歌謡曲や日本の文化を、平成生まれの私たちが、令和に伝えていくことができたらとてもうれしい」。

 昭和歌謡がブームになって久しい。火付け役になったのは、昭和の成長を支えてきた世代。彼らがシニアになり、過ぎた日を振り返る余裕ができたときに、古き良き昭和の歌を懐かしみ、その歌の時代に重なる自身の人生に思いを馳せることでブームに火がついた。

 さらに平成生まれに新しい音楽として受け入れられたことも大きい。