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【シネマパラダイス】バート・レイノルズ最後の主演作 落ちぶれたスターの悲哀をユーモアたっぷりに演じる『ラスト・ムービースター』

 『脱出』『ロンゲスト・ヤード』など数多くの作品に出演し、昨年82歳で死去したバート・レイノルズの最後の主演作。

 かつて映画界のスーパースターだったが、今は老いて落ちぶれたヴィック・エドワーズ(レイノルズ)はある日、地方の映画祭に招待される。しかし、それはオタクが企画する自主映画上映会だった。憤慨したヴィックは会場を抜け出し、近くにある彼が生まれ育った町を訪ねる。アダム・リフキン監督。6日公開、上映時間1時間44分。

 【ホンネ】レイノルズの栄光の過去作品が多数引用されている。レイノルズが落ちぶれたスターの悲哀を自虐的せりふを交えてユーモアたっぷりに演じ、彼自身の人生のパロディーともなっている。また老スターと今風ギャル(アリエル・ウィンター)との交流や最愛女性との再会も温かく泣かせる。(映画評論家・山形淳二)★★★☆

 ★5つで満点 ☆=星半分

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