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【桂春蝶の蝶々発止。】“本当の芸人”の世界は舞台にしかない!? 「清潔さ」だけ求めるマスコミに魅力なし… (2/2ページ)

 私は今回の件で、カンニング竹山さんが提起した意見が、とても勇気があると、注目しました。

 竹山さんは「反社会的勢力から出版社がもしスキャンダル等々の写真やデータを買っていたとしたらまずそこが一番の問題だと思う。反社会的勢力と一緒になってビジネスをし繋がっている会社と言う事になる。もし買っていたとすれば誰から幾らでどんなルートで買ったのかを世間に説明する必要があるのでは?」と、ツイッターで発信していました。

 世の中、「贖罪(しょくざい)の要求」にバランスが取れていないと思うんですよね。

 んんん。最近、とみに思いますが、今後、芸能界で成功するには、そんなに売れないことですよ(笑)。売れてないけど、毎日薄利多売で舞台に上がり続ける。そう、落語家くらいが一番いいと思う。

 マスコミには魅力はないですよ。本当のことは言えないし、市場原理主義の中で「清潔さ」だけが求められるんだもん。

 本当の芸は、人間の罪や闇の部分から来る「業」から作り出されるんだから。

 あっ、こんなこと、テレビばっかり見てるバカな人間には分からないだろうな。新聞を読んでいる皆さんにかかってますよ。本当の芸人の世界は、もう舞台にしかないってことです(笑)。

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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