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【シネマパラダイス】ジュリア・ロバーツが薬物依存症の息子を持つ母親熱演「ベン・イズ・バック」

 人気女優ジュリア・ロバーツが薬物依存症の息子を持つ母親を熱演する話題作。レオナルド・ディカプリオを有名にした『ギルバート・グレイプ』の原作・脚本で有名なピーター・ヘッジズが監督・脚本で、薬物依存症をリアルに描く。息子役は監督の息子で注目俳優のルーカス・ヘッジズ。上映時間103分。24日公開。

 クリスマスイブの朝、薬物依存症の治療施設を抜け出した19歳の息子ベン(ヘッジズ)が突然帰ってきた。母ホリー(ロバーツ)は温かく迎え入れ、家族全員で教会に行くが、帰ってくると家が荒らされ愛犬が連れ去られていた。ベンは愛犬を連れ戻そうと薬物ディーラーをしている昔の仲間に会いにいき、ホリーはそんな息子の後を必死で追う…。

 【ホンネ】ケガの治療のために医師が処方した鎮静剤の過剰投与でベンが薬物依存になったというのが怖いところ。ホリーは息子を迎えながら、薬物使用の有無を確かめる尿検査キットを取り出すところがリアルで、依存症から守ることの難しさを感じさせる。タイトルには複数の意味が含まれている。(映画評論家・おかむら良)★★★★

 ★5つで満点