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松坂桃李、芳根京子には「トマトをあげたくなる」 映画「居眠り磐音」対談 (2/3ページ)

<本当に、明るいのにどこか切なくて…。そんな磐音とともに、ある事件によって大きく運命が変わってしまう許嫁の奈緒については?>

芳根「私は、奈緒の気持ちはすごく分かるな、と思いました。もちろん、あの時代だからああいう運命になっているわけで、スマホがあって当たり前みたいな時代に生きている自分がもし同じ状況になったらって考えると、きっと違うんだろうなとは思いますけど…」

松坂「うん…」

芳根「でもその時代に、あの決断をした奈緒の気持ちはすごく分かるなと思ったので、すごく入りやすかったですね」

<個人的には、磐音さんは事件直後、なぜ奈緒に…(ネタバレのため省略)しなかったのかと思ってしまいます>

松坂「そうね…。何かこう、時代劇ならではの思いの強さっていうものがいろんなところに出てくるなって思いました。特に序盤、二人以外も、みんなそれぞれの思い込みの強さがね!(笑)」

芳根「本当に(笑)。みんな情報がない中で生きていますからね」

<そんな今回の役について、お二人がご出演されてきた他の作品と違う、何か特別なアプローチがあれば教えてください>

松坂「僕は、その過去の出来事を撮影の序盤で撮っていただいたので、現在のシーンを撮るときも、そこを常に思い起こしながら撮影していくという感じでした。それが今回はとても大きかったですね」

<確かに、序盤のお二人はすごく若々しかったです。芳根さんの発声もどこか幼くて…>

芳根「そうですね、最初は十代なので、思ったより若いんですよ。だから、若さゆえの儚さというか、そういうのがあるといいなと思いました」

松坂「でもある意味本当に儚いというか、二人が会ってるシーンはほとんどなくて」

芳根「そうなんです。奈緒はとにかく一人のシーンが多かったので、常に磐音さまを思うということを第一に考えました。その上で、時代劇ならではの、指先まで神経を使う…みたいな所作を考えながら演じるのが楽しいなと思いましたね。お着物なので背筋も伸びますし、そういうのを意識しながらお芝居できるのはこの作品ならではだなと思いました」

<松坂さんは“居眠り剣法”の殺陣はいかがでしたか?>

松坂「今までとは全然別物みたいな感じでした。ここまで本格的な殺陣も実は初めてになるので、1カ月ほど京都で教わって、何とか形にしてもらいましたね。居眠りって響きはのどかなんですけどね…(笑)」

<(笑)。さて、先程から「共演シーンが少なかった」とお聞きしているのに恐縮ですが、お互いの印象は?>

松坂「(笑)。今回プロモーションのほうが一緒にいる時間が長いですからね…」

芳根「そうですね(笑)」

松坂「それで分かったのは、芳根さんにはトマトをあげたくなる」

芳根「(爆笑)」

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