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【ぴいぷる】押尾コータロー「ギターって、ちょっと弾かないとすねるんです」 出合いは中学校、“関西フォーク”に衝撃 (1/3ページ)

 「ギターがもう道具じゃなくて、人のように見えてきて。使ってないギターがあると、『使ってくれ』『ケースを開けてくれ』って声が聞こえてくるんです」

 この人は、本当にギターと会話をしているように思えて仕方がない。オープン・チューニングやタッピングを駆使した独特の奏法は、繊細な音色ながら、迫力のある押尾コータローならではの多彩な世界観を生み出している。

 「ギターって、ちょっと弾かないとすねるんですよ。如実に音が出なくなる。最近のアルバムはジャケット写真でも、レコーディングで一番活躍したギターと一緒に写ることにしてるんです。頑張ったんだから、ちゃんと出してあげないと立場がないでしょ、ギターとしても」

 そういえば、2月にリリースされた新アルバム「Encounter」(ソニー)でも、レコーディングで一番よく使ったギターがしっかりと写り込んでいる。

 「18年にギターデュオの『DEPAPEPE』とコラボしたことで、ソロでもいいアルバムを作りたいと思うようになったんですよ」と制作の思いを明かす。日本語で「出会い」と名付けたタイトル通り、アルバムにはさまざまな縁に導かれた楽曲が並んでいる。

 韓国の人気ギタリスト、朴葵姫(パク・キュヒ)のために書いた「Harmonia」は「朴さんは海外で落ち込んでいるときに僕の動画をたまたま見つけたそうで、オファーをくれました。実は僕も韓国で素晴らしいギタリストがいると気になっていたんです。そんな不思議な縁から生まれた曲です」。

 ジャズギタリスト、石田長生さん(故人)がライブで共演したときに書き下ろしたという「Pushing Tail」に対しては「ブルージーになったのは、何となく石やんのフレーズが出てきたなと。僕のフレーズもあるんだけど、やっぱりどこか石やんの感じがね」との思いも。

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