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【ぴいぷる】時任三郎「横道にそれた分、周りが見えるように」 映画『フォルトゥナの瞳』出演 (1/3ページ)

 自然体でいい年の重ね方をしている。

 「還暦になったのをきっかけに何か変わったというのはないのですが、(人生には)必ず終わりはありますからね。その残された時間を意識するようにはなりました」

 15日公開の神木隆之介主演の映画「フォルトゥナの瞳」(三木孝浩監督)では、主人公を息子のように見守る自動車整備工場の社長役を演じている。役に限らず、自身も現場の若手俳優たちに温かい視線を送っていたという。

 「神木君が10歳くらいのとき共演したことがあって、さらに自分の娘と学校で同じクラスだったこともあり、どこか息子のような感じなんです。志尊(淳)君や(有村)架純ちゃんとも親子役をやったことがあるので、思いっきりみんなを見守っている感じでした」

 原作は、百田尚樹による同名小説。

 木山慎一郎(神木)はある日、死を目前にした人間が透けて見える能力である「フォルトゥナの瞳」を持っていることに気づく。携帯ショップで桐生葵(有村)に出会い、ひかれ合うが、あるとき葵が透けて見えてしまう。

 「それぞれの世代の人たちが、自分の運命や人生を考えさせられる作品だと思います」

 たとえフォルトゥナの瞳を持っていたとしても、人によって使い方や行動は変わってくるだろう。もしそんな能力があったらどうするだろう。

 「精神的に参りますよね。分かっていても助けられないと自分の無力さを感じるでしょうし。家族や身近な人だったら何が何でも助けようとすると思います。でも、正直に『透けているよ』って教えるかもしれません。『自分の人生は、自分で変えられるから』って」

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