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【ぴいぷる】EXILE・HIROからオファー “電飾の魔術師”藤本実さん「技術者としてでなくダンサー目線で考えている」 (1/3ページ)

 踊る人間が光っては順に闇に消えていく。イリュージョンのような光のダンス映像に誰もが息をのむ。タネを明かすと、衣装にELワイヤーが仕掛けられ、プログラムで光る仕組み。

 2011年、動画配信サイトで流れ、翌年スマートフォンのCMに採用されるや、動画サイトでの再生回数は延べ2500万回以上。システムを開発したのが、この人。

 「ダンスのエキスパートと自身の技術が融合したら、見たことのない世界を作れる」と思ったのが動機と言う。

 ■ゼミの教授の一言で

 高校入学前からブレイクダンスを始め、神戸大学でも続けていた。ゼミの教授から「せっかくだからダンスを研究にしたら?」と言われたのがきっかけで、いくつものシステムに取り組んだ。

 博士課程に進学すると、ライティング・コレオグラファー、「光の振付師」という肩書で活動するように。エンターテインメントグループ「白A」らの舞台装置を手伝い、大学教員になった後、ももいろクローバーZのミュージックビデオなどにも関わった。

 そこに13年、今をときめくグループからオファーが舞い込む。

 「あれ(スマホのCM動画)よりすごいことできる?」

 EXILEのHIROだった。

 さっそくLEDダンスの衣装を10着開発して採用される。これを機に「これからも何か一緒にできませんか」と誘われ、起業を決意。1年後、光る衣装をまとったダンサーチーム「SAMURIZE from EXILE TRIBE(サムライズ・フロム・エグザイル・トライブ)」が誕生し、光の振付師は、全国ツアーに帯同、管理まで担うことになった。

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