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【映画通が一度は行きたい京都】映画通でも…なかなか行けない「撮影所」 京都が映画都市になった理由とは? (1/2ページ)

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 これまで京都のあちらこちらを書いてきたが、せっかくなので「映画通が一度は行きたい京都」だけど「なかなか行けない場所」…、すなわち撮影所のことを書きたい。

 まずは東映京都撮影所から。正門を入って右手の食堂では俳優やスタッフが一服している。その先の俳優会館が京撮の象徴ともいうべき建物だ。

 正面の掲示板にはその日の予定が貼り出される。演技課で大部屋俳優の名札を作品ごとにかけていく「札取り」は撮影所独特の風習だろう。1階には衣装・メークの支度部屋と休憩部屋。2階はスターの楽屋で、3階が大部屋。4階にはトレーニングルームや道場がある。大小2つの階段のうち、大きな階段はスター俳優の階段だと教わった。歴代スターが着た時代劇の衣装や小道具がすべて保管されている倉庫は入るだけで楽しい。

 広大な敷地には10を超えるスタジオがあり、急いでいる俳優がちょんまげのまま自転車に乗っているのを見かけることも。

 「パーマネント」と呼ばれるスタジオには、常に時代劇の屋敷のセットが建てられていて、作品ごとに装飾を変える。床が土のセットは野外シーンの再現に重宝される。敷地隅にはお祓いをするためのお社もある。

 街並みを再現したオープンセットは太秦映画村として一般開放も。時折、時代劇や仮面ライダーが撮影されている。

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