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【ぴいぷる】“鉄道マニア”としておなじみも「これはまずい」 元カシオペア・向谷実、62歳勝負のキーボード (1/3ページ)

 ■背水の陣で臨む東京・大阪・福岡ホールツアー/作ると聴くがシンクロしないと意味がない 

 「最近は、若い人には“鉄道マニア”としてのほうが知られていて、ピアノを弾くと上手ですねなんて言われてしまう。これはちょっとまずいなと…」

 元カシオペアのキーボード奏者であり、鉄道シミュレーターや駅のホームドアなどを開発する企業の社長でもある。“鉄道マニア”としても、バラエティー番組でおなじみだ。

 「僕としては経営者もミュージシャンも30年以上、並行してやってきたんです。でも今年に入って、音楽のほうでアクションを起こさないとこの状況は変わらないなと思うようになったんです」

 で、まず何をしたか。ここが経営者の大胆な判断というべきか、11月16日に東京・有楽町の東京国際フォーラムの会場を押さえてしまったのだ。

 「何かの拍子で空きができたんで、押さえちゃいました。それで大阪と福岡もホールを押さえることができたんで、ホールツアーをやります。自分で退路を断たないと、と思ったんです。今年こそは逃げないぞという決意ですね」

 そこから、コンサートに向けて動き出した。盟友でもあるキーボード奏者、ドン・グルーシン(デイブ・グルーシンの実弟)とメンバー集めに奔走。ドラマーのハーヴィー・メイソン、サックス奏者のアーニー・ワッツ、ギタリストのポール・ジャクソンJr.といったそうそうたる顔ぶれがそろった。

 「イベンターにこのキャストのリストを見せたら、『まじですか』と驚かれましたよ。で、この顔ぶれで懐かしい曲ばかりやるというのは、コンサートを立ち上げた趣旨とはちょっと違うので、CDを作ろうということになったんです」

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