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女子アナ30歳定年説は過去のもの 人生経験の豊富さも重要に (1/2ページ)

 入社直後から若さと愛嬌もあってチヤホヤされ、20代の間はひっきりなしに仕事が舞い込むが、30歳を迎える頃になると番組からのオファーも徐々に減少、ナレーション中心の仕事にシフトし、テレビに映る機会がほとんどなくなっていく--これまで女子アナの既定路線として根強くささやかれていたのが「30歳定年説」だ。

 有名人と結婚して華々しく寿退社できる勝ち組はごく一部。局に残ればアナウンス室以外への異動があるし、フリーになっても競争が激しくて仕事を得られる保証はない。残るも地獄、出るも地獄……これがかつての常識だった。

 しかし、今や時代は変わった。

 「その分岐点となったのが、日本テレビの水卜麻美アナの躍進です。オリコン『好きな女性アナウンサーランキング』で彼女が1位を獲得したことで、大きな転換期を迎えたと思います」

 こう語るのは、女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏だ。

 近年の視聴者が女子アナに期待するものが、若くてかわいい王道の女子アナ像から、癒やしや安定感に変わってきたというのが丸山氏の分析である。それを象徴するのが、熟年にさしかかった女性アナウンサーの台頭だ。

 彼女たちは、いずれも20代の時に若々しい笑顔を見せて番組を彩ってきた知名度抜群の女子アナだ。しかも、結婚や出産、離婚、あるいは独立などさまざまな人生経験を経てかつてに比べて成長している。若手アナに比べて、アナウンス技術も折り紙つきだ。彼女たちの若い頃の活躍を見てきた視聴者にも、受け入れやすい存在となっている。

NEWSポストセブン

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