記事詳細

【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】「仲介者」なきSNS時代 セレブ熱愛に中高年はイラつき疲れている (1/2ページ)

 SNS時代を生きるというのは、どこまでもややこしい。

 私の周りでも、やはりあの社長さんと女優さんの、SNSセレブ熱愛アピールにイラついている中高年が少なくない。

 自家用ジェットにイラつくなら、そんなニュースなんてスルーすればいいのにと思うのだが。

 しかし女優さんがお金持ちにひかれるなんてことは、昭和芸能の頃から当然のことである。誰もが知るような有名女優が、某社長の二号さんだったというような伝説もあるくらいだ。

 さらにさかのぼり、江戸時代の有名な花魁(おいらん)にしても、殿様などが身請けしたのは普通のことで、太古の頃よりの男女の理である。

 私などは、そんな「人類史」にたてついても仕方ないと、はなから諦めてしまうのだが、中高年たちのイラつきは収まらない。

 そのイラつきの構造を考えていくと、やはり週刊誌や新聞などの役割の変化にたどり着くはずだ。昭和の頃の芸能スキャンダルやニュースにはまさにメディアという名のとおり、「仲介者」がいたのである。

 メディアというのは、海外旅行で使う「変圧器」のような機能でもある。読者の気持ちにうまく合うように、元の「電圧」を程よく「変圧」してきた。

 だがこのSNS時代には、元の「電圧」のままで直接伝わってしまうことが多々ある。海外旅行で「変圧器」を使わずに持ってきた電気製品を使ってしまうようなものだ。

関連ニュース