記事詳細

【ぴいぷる】高橋一生「演じる技はいらない。その場にいるだけで誰かになれるほうがいい」 (1/3ページ)

 昨年、ドラマ「カルテット」(TBS系)、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」、連続テレビ小説「わろてんか」など、話題のドラマに出演し、大ブレーク。現在放送中のドラマ「僕らは奇跡でできている」(フジテレビ系)で、民放ゴールデン・プライム帯ドラマで初主演を果たした。

 「主役を演じることはうれしいことですが、今まで通りとも思っています。もちろん矢面に立つのは自分なので、何かあったらすべて僕のせいにしてくださいと思っています」

 ■大ブレークの功罪

 何とも男らしい! 注目されるようになったことで、「よりこれまで通りでいないといけない」と気を引き締めている。

 「いろいろなイメージを持っていただくのは俳優冥利に尽きますし、面白いです。ただ、そんなイメージがさも本当のことのように肥大してしまうことがあり、自分でコントロールできることではないので、僕自身は僕でいようと思います」

 人気者になっても浮かれないのは、人気よりも演じることに心を注いできたからだろう。有名になることは、俳優としていいことばかりではないようだ。

 「出合う作品が増えたり、『高橋一生だから』といって見てくださる方がいてくれたりするのはありがたいこと。その半面、『高橋一生がこの役をやっている』というフィルターがかかってしまうんです。例えば、(素の)僕のバカな部分が出てしまったときに、天才の外科医の役がきたら、『バカなのに、どうしてこんな役をやっているの?』となってしまいますよね」

 彼自身「自己承認欲求が低い」というように、“自分”が演技がうまいのを見せたいのではなく、ただただ作品の中にその人を存在させたいのである。だからこそ、「『演技がうまい人にはならない』と心がけている」と話す。

 「演じる技はいらないかな。その場にいるだけで誰かになれるほうがいいですよね」

関連ニュース