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【ぴいぷる】“負けたらあかん精神”で世界を駆ける! パペット落語家・笑福亭笑子「メルボルンの笑いは大阪に似てる」 (1/3ページ)

 水玉、ヒョウ柄、ゼブラ柄。ド派手な着物に金髪おかっぱ。そして両手には異彩を放つ2体の人形。腹話術を駆使したパペット(人形)落語家として、世界を駆け回っている。

 「いままで30体ぐらい作ってきましたけど、1体作るのに1週間くらいかかります。最初に作ったのは10代の頃。好きな人にそっくりな人形を作って手渡したら、『怖っ』と引かれてしまって。『何で嫌がるんやろ?』って思ってました(笑)。このネタ、舞台のネタになってます」

 ■異色の経歴

 軽妙な関西弁がぽんぽん飛び出すが、海外公演はもちろん英語だ。そんな噺家の社会人としての振り出しは、兵庫県警の警察官というから人は見かけによらない。

 「腹話術を使って、県警で交通安全指導の仕事に関わっていたんです」

 だが、思うところあり3年で辞めてカナダへ留学。帰国後、アナウンサースクールに通い、シンガポールでアナウンサーに。そのころに見た笑福亭鶴笑のパペット落語に「これだ!」と思ったという。考えるより先に体が動いてしまう直感型人間なのかもしれない。

 当時、鶴笑はシンガポールを中心に活動し、文化交流大使としてロンドンに拠点を移すところだった。

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