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【ジャニーズ変革の衝撃】先輩たちにはない、タッキーの特筆すべき実績とは (2/2ページ)

 2009年からは「新春人生革命」のタイトルで帝国劇場にも出演。新橋演舞場、日生劇場、帝国劇場と日本を代表する劇場で山田五十鈴、森繁久弥、鳳蘭ら超一流の大先輩と肩を並べた。

 その実力は舞台で開花した。ピアノ線で舞台の空間を縦横に飛び回る演出は、滝沢ならではだった。この演技と演出をジャニー喜多川社長(86)が見逃すはずがない。真摯な舞台への取り組み、座長として演出家として躍動する。

 一方、その貴重な体験を事務所の若手に伝えていた。親身になって若手グループの相談役を務め、熱心に指導する。こんなことをするのも滝沢しかいなかった。

 とにかく人望がある。スタッフの生活まで目を配り、裏方からも慕われている。ジャニーズ事務所には滝沢より大成したタレントは多い。しかし後継者は滝沢しかない。

 かつて鉄板の後継者といわれた東山紀之(51)は女優の木村佳乃(42)と結婚、幸せな家庭を築く。時代劇俳優としても地位を確立。キャスターまで担当し、後継者から消えた。人望が薄く、若手を指導する姿勢は見られなかった。

 木村拓哉もSMAPの分裂騒動でみせたように指導者ではない。重鎮の近藤真彦は自動車レースに力を注ぐ。中居正広は新規の仕事をほとんど入れず、いつまで事務所に残るのかも疑問だ。

 こう見ると若手の指導力、舞台での力量、そしてスタッフ、若手からの人望が厚い滝沢は、なるべくして後継者になったのだろう。

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