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【中国エンタメ最前線】映画のセットで“町”を作る!? 巨額の制作費に世界が熱視線 (1/2ページ)

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 今や、世界最大のエンタメマーケットとなりつつある中国。“クールジャパン”コンテンツにも熱い視線が注がれている一方、日本からも中国に新たな可能性を見いだそうとする動きがある。

 「あるベテラン俳優は、ハリウッドはすでに渡辺謙さんや真田広之さんといった第一人者がいるので、自分は中国のパイオニアになると意気込んでいるそうです。それだけ中国マーケットは魅力的なんです」と指摘するのが、日本のエンタメコンテンツを中国で展開するアクセスブライトの柏口之宏社長だ。

 中国を新たなマーケットに据えて、先を見すえた芸能事務所では、すでに若い俳優を中国に留学させ、中国語を学ばせているところもあるという。何がそんな魅力なのだろうか。

 「とにかく製作にかけている額が違う。日本でバラエティー番組を作って制作費はどんなに高くても1本2000万~3000万円。ところが中国では1本4億円。CM広告料も桁違いだから、それだけの予算がかけられる」と柏口氏。

 今年2月に公開された日中合作映画「空海-KU-KAI-美しき王妃の謎」(チェン・カイコー監督)はセットで町をまるまるひとつ作り上げたことで話題となった。

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