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【ぴいぷる】倉科カナ ひっかかっていた監督の一言「もっといろんな役に挑戦すればいいのに」 新しい自分、ただいま模索中 (1/3ページ)

 華やかな笑顔の中に浮かぶ真剣なまなざしがひときわ印象的だ。女優としての思いが垣間見える。

 「毎回、葛藤していますよ。OKをもらっても、違うものを生み出せたんじゃないかって。自分を責めてしまうこともあります。そういう面では苦しいですね」

 その苦悩を口にした。カメラの前に立つと、せりふやしぐさ、カメラに映り込むすべてに神経を研ぎ澄ませる。現在放送中のテレビ朝日系「刑事7人」は第4シーズンを迎えた人気シリーズだが、2015年に放送されたシーズン1から、その緊張感はずっと変わっていない。

 「見ている人が新鮮だと思えるようなアプローチを毎シーズンしていますから、皆さんに受け入れてもらえるのかもしれないですね。登場人物のキャラクターもみんな濃いですし、色合いも違う。統計では現せないんだと思います」

 捜査のスペシャリスト7人が凶悪犯罪に挑む本作。演じる警視庁刑事部捜査1課の刑事、水田環(たまき)は帰国子女で冷静沈着、高い洞察力と推理力を持つ才女だ。

 「環の性格は確かに私とは違いますけど、私の中にも一部分はあると思っています」

 それは、これまでで一番長く向き合ってきた役柄だからこそ見えてきたもの。悩みに悩んでも、どこかで割り切らなければならない場面が出てくる。そこで決断できるかどうか。そんな局面で環がみせる決断に自分を重ねている。

 「万人に好かれることって、なかなか難しいと思うんですよね。でも、それほど物事に執着しないというか。割り切れる部分はどこか似ている気がして」

 女優として一躍脚光を浴びたのが、9年前にヒロインを演じたNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」。当時から『倉科カナ』を背負ってきたとの思いは変わっていない。

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