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【フリーアナウンサー近藤淳子のまもなく本番です】苦しいからといって逃げると、よりしんどく… 10代の教訓って!? (1/2ページ)

 中学生の頃、軟式テニス部で青春を謳歌していました。ただ、年一回、マラソン強化選手に先生から指名された人は、期間限定でとてつもなくキツイ練習に参加し、市の駅伝マラソン競技大会に出場しなければいけませんでした。私もギリギリでその条件にあてはまったのか、参加することになりました。

 一年目、想像以上にしんどい練習を乗り越え、駅伝1区を走ることに。ただ、本番では自分の思うような走りが全くできず、結果も残せませんでした。

 2年目、指名されたとき、足首に成長痛があり、その痛みを理由に辞退してしまいました。テニス部の練習には軽く参加していたので、正直、多少の痛みがあろうがマラソンの練習にも参加できました。練習が嫌で、マラソン大会から逃げてしまったのです。毎日、本当に悶々としていました。大好きな体育の時間でも、痛みがあるように走らなければいけません。一つ、逃げたことで毎日がつまらなく、色あせていきました。

 体育のマラソン授業で、いつものように自分の5割くらいの力でダラダラと走っていたのですが、ふいに、なぜ私はこんなにも情けないのだろうという気持ちが、一気に膨らんできました。そこで、全速力でトップグループをめがけてダッシュしました。すると心身ともに、突然、爽快に! 気が付けば、先生も並走してくれていました。あのとき、先生と一緒に大地を蹴り上げるように走った、風を切るような体の軽やかさは、今でも鮮明に覚えています。

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