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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】フェアなスポーツ界を冒涜! 高齢でも山根氏への同情は禁物 (1/2ページ)

 先週も日本ボクシング協会の山根明氏がテレビを席巻した。会長辞任で収束かと思いきや、逆にヒートアップしている。

 私は、先週水曜日の「バイキング」(フジテレビ)に出演したが、その日のメーンイベントは山根氏の記者会見だった。大阪弁護士会館からの生中継が始まると、黒スーツの山根氏が登場。さすがに強気の「男・山根」節を吹くときの派手なシャツや白ジャージー姿ではなかったものの、トレードマークのグラデーションサングラスとこわもては変わらず。

 弁護士が「声明を読む場にしたい」と切り出し、「なぜ質疑応答がない?」と思った。

 山根氏はろれつが回らないかのようなぎこちない口調で「私は本日をもって辞任いたします」。理事会で会長一任されたといい、妻に相談したところ「『私はどういうことがあっても、会長を死ぬまで面倒をみていくから、いま楽になってください』と言われた」と浪花節。

 しかし声明はわずか3分間。「応援してくれた33の都道府県」と数字を間違え、「選手の皆さん、将来東京オリンピックに参加できなくてもその次のオリンピックもあります」と到底理解できない言動。村田諒太選手を「生意気」、成松大介選手には「だまされた」と人格批判し、反山根派を激しく攻撃をしてきた自称「カリスマ山根」が突然しおらしくなったのが理解できなかった。

 だが、気弱にみえた会長を「なんかおじいちゃん、かわいそう」「日大理事長みたく居座るかと思いきや、辞めたんだからましじゃないか」と同情めいた声も出た。

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