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【ぴいぷる】ピーター、決別と再始動のワケ “ピーターさん”“ピーター様”になり「もういいかなと」 (1/3ページ)

 「2018年いっぱいで『ピーター』のぬいぐるみを脱がせていただくことにしました」-

 今年5月、報道各社にそんな宣言が届いた。1968年のデビューから50年目を迎えたピーターの“終了”。そして俳優、池畑慎之介の1年間の“休業”。その真意は「今できることを全部やる」という前向きな思いだ。

 もともと最初にあったのは「ピーター」ということだけだった。

 「大人たちのアイデアでデビューしたわけじゃないですか。もともとはゴーゴーで踊っていた少年ですから。何になるかも全然分からない。ただ都会に出てきた少年がスカウトされちゃったわけですから、それが正しいと思わざるを得ないわけですね。自分の考えていたこととは違うかもしれないし、不本意というわけではないけど、映画や歌が売れていくうちに『ピーター』という名前が1人歩きして、ちょっと利かないブレーキになっちゃったんですね」

 やりたい仕事ができないということもあった。

 「これがやりたい」

 「いや。それはまだ早い」

 「歌がもっとうまくなりたいからレッスンに行かせてください」

 「そんな暇があったら営業に行け」

 そんなやりとりの中で「もう自分はどんどん消費されていく商品なんだなって、幼心ながらにも傷ついてましたね」と振り返る。

 24歳のとき、米ニューヨークに一人旅に出た。

 「自分の中でピーターのままでいいんだろうかっていう葛藤があって、1回けじめつけて、プロダクションも辞めて、ニューヨークに行って。自分探しの旅じゃないですけど、芸能以外に自分がやれることがあるかもしれないと。まだ24歳なら後戻りしても大丈夫だなって思える年代だったと思うんですね」

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