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【ぴいぷる】デビュー40周年迎えたT-SQUARE 求められている音、走り続ける「真実」 新たな力を得るために、ファンは集う (1/3ページ)

 アーティストの価値はファンが決める。6月23日、東京・中野サンプラザを埋めた観客の熱気を浴びながら、その思いを強くした。

 デビュー40周年を迎えたT-SQUAREのファンにとって「THE SQUARE」、そしてT-SQUAREというバンドは「TRUTH」という名曲とともにバブル期を駆け抜けた“同志”。それゆえにファンにとってはオンリーワンの価値がある。

 会場を埋め尽くしたファンの大半は、アラフィフかそれ以上。「TRUTH」を聴きながら拳を突き上げるファンに注ぐ安藤正容(まさひろ、63)のまなざしはやさしい。

 「好きなことを見つけるのって本当に難しいと思うんですよ。自分はたまたま大学の時に一生やっていきたいことを見つけることができたけど、普通の人はそうはいかないでしょ。やりたいことなんてそう簡単に見つけられるものじゃない。生活だってあるものね。だから、会社勤めとかして頑張ってきたわけですよね、今まで。そして今は終活とか言われている。本当に大変な時代になりましたよね」

 ■60を過ぎ第一線

 開場前に聞いた安藤の言葉を思い出しながら、改めて会場を見渡す。「夢を見つけろ」「やりたいことを見つけろ」と言われ続けながら、第一線をひた走ってきた人たちがいる。中には生活のために自分の夢を制してきた人もいるかもしれない。そうしたさまざまな目が耳が、ステージ上の安藤、そして伊東たけし(64)に向けられている。

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