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【みうらじゅん いやら収集】絶滅危惧種のパワースポット“陰陽石” それはすなわち… (1/2ページ)

 “陰陽石”ってものがあって、それはすなわち陰唇と陰茎に似た形状の石のこと。

 この世の全ては陰と陽で成り立ってるという思想から名付けられたものと推測するけど、だったら何んで陰茎を陽茎としないかねぇ。出てる、出てないだけで言うのなら、工具部品のネジに於ける“雄ネジ”“雌ネジ”って呼び方がモロだけど「仕方ねぇーだろ! それ以外に何て呼ぶんだよ」という開き直りに好感すら持てる。

 ヘアを解禁してから、どちらかと言うと陰唇の方が今じゃポピュラーで、陽唇と呼ぶに相応しい。オヤジ雑誌でたまに特集される陰茎は大概、勃たなくなったのをどう対処するかばかり。“あの素晴らしい性春をもう一度”的な精力剤の広告がやたら目立つ。

 よくよく考えると何のために無理矢理、勃たせなきゃなんないのかという疑問が残る。

 若い頃は自分の意志とは関係なく勃つ、勃ってしまうから次から次へと面倒臭い悩みが発生していたというのに。

 「死ぬまで現役」というキャッチコピーはたぶん昭和で終わっている。それでも昭和をしこたま食らった男たちはそこに拘り、それこそが幸せな人生だと言い張る。○○のドンファンが後、何人くらいこの世に残っているのだろうか? ま、言うなれば絶滅危惧種。今後、保護する方向でなんていう政府の発表はないんでしょ。そういう意味でもこの陰陽石は昭和遺産。かつては新婚旅行先の観光ルートにも組み込まれていたに違いない。

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