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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】この国はテレビもネットも週刊誌も“下ネタ”ばかり 嫌いじゃないけど… (1/2ページ)

 ここ2年くらい、気がつくといつの間にか、日本は「下ネタ」しか話題がないようなレベルの国になっている。

 そういう話題を国民が血眼に求めているのか、マスコミが商業的に作り出しているのかは、ニワトリか卵かの論争のようなものだが、どちらが先でも、後世から見たら万死に値するだろう。

 テレビから新聞、雑誌、そしてインターネットまで少し冷静に考えて見回すと、政治経済から芸能までとにかく下半身が絡まない話はない。

 政治経済には必須の高度な論争や思想は皆無、芸能も芸術的価値を語るよりも有名人のパンツの中身や、その汚れ事情に終始している。

 この状態はいつの間にか常態化してしまっているが、さらにもう少し冷静に考えると、全てのマスメディアが「実話系ゴシップ週刊誌」になっているようなもので、先進国のマスメディアの形態を成しているとは思えないのだ。

 もちろん、その手のジャンク情報も市民感覚には必要だろうし、私も美しい女優さんの下半身事情は嫌いではなく、正直、大好物でもある。

 だが大好物はそれだけじゃないということが大事である。高度な世界政治ゲームの裏側や、いかにしてドルと元とユーロがうごめいているか、日本的リベラルと右傾化のバランスなど、男女の情事などが入り込む隙のない、超高度な「ゴシップ」も大好きなのだ。

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