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脳性マヒと闘う奇跡のバイオリニスト・式町水晶 「バイオリンは世の中に認めてもらうための“武器”だと思っていた」 (1/2ページ)

 脳性マヒなどさまざまな障害と闘いながら、美しい音色を手に入れた奇跡のバイオリニスト、式町水晶(しきまち・みずき、21)がメジャーデビューを果たした。初アルバム『孤独の戦士』にはここまで支えてくれた人々への感謝の思いが詰まっている。

 3歳で脳性マヒ小脳低形成と診断された。

 「小脳が半分以下しかないので、指先の筋肉のコントロールのためのリハビリの一環として、母がバイオリンを与えてくれたんです。それで、最初のレッスンでたまたまいい音が出たんです。それでハマりましたね」

 病気の影響で、指先の力を抜くことがうまくできない。そのレッスンは並大抵の大変さではなかった。それでもやめなかったのは「そのころは、バイオリンが、自分を世の中に認めてもらうための“武器”だと思っていたんですよ」。

 アルバムにはカバー曲に加え、オリジナル曲も収録している。中でも、10歳のときに本格的に初めて作曲したのが「ホワイト・ローズ」という曲だった。

 「お世話になった世界的バイオリン奏者の中澤きみ子先生への感謝を込めて書いたんです。“ホワイトローズ”って“尊敬”って意味があるんです」と明かす。

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