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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】沈黙のオッサン… 「平成脳」にはブラフと論理武装で焦らず対抗 (1/2ページ)

 俳優、スティーブン・セガールの「沈黙シリーズ」ではないが、自戒も含め、今の時代、オッサンたちはとりあえず余計なことを言わずに、黙っているほうが良い。

 「ズバッと言った者が勝ち」的な昭和脳が許されたり、また賞賛されたりするのはリーマンショックくらいまでで、今や発する言葉のすべてが多極的に受け取られ、時には録音され、後から倍返しされるリスクがある。

 政治から芸能まで、昨今のスキャンダルを見回すと、ほとんどが問題の本質云々ではなく、単なるオッサンの余計な発言である。

 もちろん、言ってしまった内容が「失言」ではなく、「正論」であるということも多い。

 だが今や、その「正論」が世間様は大嫌いなのだ。正しいか否かというよりも、その言葉の雰囲気のほうが重視される。下手をすると、イイ奴か嫌な奴かが判断基準で、物事を区分けしたりする。嫌なことでも、正しいことがあるということが通用しない。

 しかし昭和脳は、間違ったことを言っていないのに、どうして文句を言われるのだと混乱して、事態をさらに悪化させてしまう。

 特に多世代を相手にする場合などは、その「正論」さが年長者の傲慢やパワハラ的と「すり替えられる」ことが多い。結果、表面的な騒ぎだけ大きくなって、問題の本質がまったく改善されない結末になる。

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