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【桂春蝶の蝶々発止。】「放送業界とセクハラ」の実態 ムチャクチャな理論や女性であることを武器にしてきた側面も (1/2ページ)

 財務省の福田淳一事務次官が、セクハラ疑惑で辞任しました(=福田氏はセクハラを否定)。セクハラは世界的な大問題です。そして今回、テレビ朝日の女性記者が、事務次官へのオフレコ取材を無断録音し、それを週刊誌に流したことも疑問視されています。

 テレビ朝日は19日の記者会見で、財務省にセクハラを抗議する一方、「取材活動で得た情報を第三者に渡したことは報道機関として不適切だった」と謝罪しました。

 私は今回、「放送業界とセクハラ」について書きたいと思います。

 これは昔から存在してきました。なぜ問題にならなかったというと、「放送業界にセクハラという言葉はない」というムチャクチャな理論が、一部で成り立ってきたからなんですね。

 もちろん、全員がそういう価値観ではありませんでした。ただ、10年ほど前までは、放送局や制作会社の女性社員は大変だったと思います。

 「タレントと放送局」の関係でいえば、セクハラされても泣き寝入りを強いられた方々もいた。

 なぜなら、「この人の言うことを聞かないと、仕事がなくなる」という一点です。たった一点だけど、この事実がすべてを闇の中に埋もれさせてきたと言えましょう。

 大手事務所に所属していたら守ってくれますが、フリーで芸能活動をしていた方々は「自分の身は自分で守らないといけない」わけですから。

 もう一つ。一部の女性が「女性であることを武器にしてきた」側面があるのも、無視できないと思います。

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