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【高須基仁 人たらしの極意】「大手代理店出身」誇示し続けたアラーキーの“セクハラ炎上”と私の流儀 (1/2ページ)

 世間はセクハラ&パワハラを巡って姦(かしま)しい。私は四半世紀にわたってヘアヌードなど女体の写真集をプロデュースしてきた。その対象は映画女優からグラビアアイドル、AV女優、キャバ嬢、ソープ嬢まで。「歩くセクハラ」といわれてもおかしくないが、実際の仕事においては女性に最大限のリスペクトをしてきた。

 「嫌がることはやらない」「気持ちがダウンすることは言わない」-この2つの鉄則を守り、それまでの業界では“恥毛”“陰毛”と言われてきた部分を私は「ヘア」と言い換えた。女性は恥でも陰でもないからだ。

 いま、写真家のアラーキーこと荒木経惟がインターネット上で炎上している。十数年にわたり荒木のモデルを務めたKaoRiがヌードの強要や写真の無断使用、過激なポーズの要求などの実態をブログで赤裸々に告発したのだ。

 さらに人気女優の水原希子が、この告発に共感して「モデルは物じゃない。女性は性の道具ではない」と声を上げた。自身もある企業の広告撮影でセミヌードになった際、「上層部であろう20人ぐらいの社員がスタジオに」来たと暴露したのである。

 私は数々の有名女優を脱がせてきたが、スタジオには女性のヘアメイク、スタイリストを配し、カメラマンの執拗な接触や無茶ぶりに目を光らせてきた。女優と面談するときも、銀座の名店でしゃぶしゃぶを囲みながら、仲居さんを同席させて、口説いた。

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