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【ぴいぷる】映画祭で一目惚れ…夫に出会い世界を意識 寺島しのぶ 母になり歌舞伎家系のコンプレックス解消 (1/3ページ)

 女性のかわいいところから醜いところまでを大胆に演じ切る演技派女優。人の醜さもまた、人間らしくて面白いと思っているタイプなのだ。

 「人に夢を与えたり、こんな人ってすてきだなと感じさせたりする映画もありますが、私が求められるものはそこではなく、醜いものを醜いままに普通に見せるような作品なんです。作品の中で役のいろいろな顔が出たほうがいいので、その人を掘り下げていく作業をします」

 まさに28日公開の主演映画「オー・ルーシー!」(平柳敦子監督)では、自分の感情に振り回され、自分も周りの人も不幸にしてしまう女性、節子を演じている。

 「生きにくい人間っていますからね。節子に『がんばれ』と思いながら演じました。節子は、ジョンと出会うことで運命が変わってしまうのですが、それも縁なんでしょうね。偶然って、実は必然。人生ってそういうものなんですよね」

 東京で働く43歳の独身の節子(寺島)は、めいの美花(忽那汐里)の代わりに通うようになった英会話教室のアメリカ人講師、ジョン(ジョシュ・ハートネット)に恋心を抱く。美花とともにアメリカに帰国したジョンを追って、節子も旅立つ。

 本作は、昨年のカンヌ国際映画祭批評家週間に出品されただけでなく、米国のインディペンデント・スピリット賞では新人作品賞と主演女優賞にWノミネートされた。

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