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【ぴいぷる】松竹新喜劇・藤山扇治郎 騒ぎ出す“喜劇王”のDNA 祖父・藤山寛美のDVDに衝撃受け (1/3ページ)

 祖父は喜劇王・藤山寛美、伯母は女優の藤山直美。松竹新喜劇のホープが、舞台「蘭~緒方洪庵 浪華の事件帳~」で新境地を切り開こうとしている。後に緒方洪庵(こうあん)を名乗る蘭学生・章(あきら)に挑戦する。

 「普段は商人や庶民を演じることが多いので、医学を目指す青年は新鮮。章は武士の家に生まれながら、医学の道を歩む志が高い2枚目な部分と、武道にはへっぴり腰の3枚目の部分がある。2・5枚目でやらないと」と心を引き締める。

 2009年にNHKでドラマ化された築山桂の人気小説「禁書売り」「北前船始末」を、錦織一清の演出で仕上げた痛快娯楽時代劇。宝塚歌劇団の元星組トップスターの北翔海莉や石倉三郎、久本雅美ら一線級がそろう。

 「芝居は、笑いの中にもホロっとした場面があるから、共感する笑いが生まれる。そういう意味で、出会いや恋心を経て、章が変わっていく様が描かれたファンタジーな話でもありますね。北翔さんの歌や立ち回りをはじめ、錦織さんだからできるお客さんを飽きさせない演出で、エンターテインメント性も強い。お芝居に興味がない方が見ても面白い作品です」

 男装して宮廷の舞楽を担う楽人で、大坂を守る闇組織「在天別流」の総領娘でもある東儀左近。これを演じる北翔とは初共演だが、寛美のDVDを全巻見たほどのファンで、直美とも親交がある心強い存在。乳がん治療で活動休止していた直美が10月に舞台復帰することを発表したばかりで、「伯母も共演をすごく喜んでくれたので、それで元気になったのでは」と笑ってみせた。

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