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佐野元春、粋なバンドと届ける魂のライブ (2/2ページ)

 決してヒットパレードにしない。「サムデイ」や「トゥナイト」など代表曲はあるが、新しい曲を作り、魂を込めるためにライブ演奏をする。

 アンコールはダブル。最初のそれを「約束の橋」で締め、興奮の余韻に引きずられて再登場。「ヤァ!ソウルボーイ」「スウィート16」で畳みかけ、ラストはデビュー曲「アンジェリーナ」。

 1980年の春先、NHKFMでDJが興奮気味にすごい曲がある、と言って流したのがこの曲だった。サビの部分を叫びながら、自然と記憶がよみがえる。爆笑問題の太田光(52)が「われわれの幸せは、佐野元春を同時代で聞けていること」とずいぶん昔に熱弁していたが、その言葉が今も忘れられない。

 全27曲の宴は、休憩を含めて2時間15分。忘れたくない夜になった。

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