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【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】ビートたけしのリセット願望、独立騒動は予定調和? 作戦見えてつまんない (1/2ページ)

 ビートたけしの独立騒動は、愛人にお金を渡すためとか、小説を書くためと言われていますが、本当は、自分をリセットしたいからじゃないですか。彼の過去の行動を見れば、マンネリ打破の行動と容易に分かりますね。

 テレビ業界には「視聴率100%を取ったタレントは失速する」という伝説があります。自分の出演している番組の合計視聴率が、100%になるのが大御所の証しですが、それを実現すると、タレント生命は急に萎(しぼ)んで行くのだと。

 それを最初に実現したのは、欽ちゃんこと、萩本欽一でした。「欽ドン」「欽どこ」など30%番組が3本ありました。やはりテレビに潰されると本能的に感じたのでしょう。ある日、萩本欽一は番組を全部降りてしまったのです。

 それを見ていたビートたけしは、自分が視聴率100%男になりつつある時、どう対処すべきか悩んでいました。その時、起こしたのがフライデー事件でした。

 愛人の過剰な取材に立腹したのが半分。残り半分は、視聴率100%男となった自分を、リセットしたいと思ったからでしょう。あとはご存知の通り、伊豆山中で謹慎しつつも、テレビに復帰すれば、以前にも増しての人気者となったのです。

 ビートたけしはお笑い界の壊し屋で、さらにバイク飲酒運転事故も起こして、奇跡のカムバックを果たしています。この流れでみると、今回も狙ってのリセットかと思えます。

 たけしと愛人との関係は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの関係と似ています。ジョンが録音スタジオにオノ・ヨーコを連れて来て、ビートルズは解散に動き出します。浮ついた曲ばかりを作っていたジョンを、メッセージ性の強い「ラブ&ピース」の世界に導いたのはオノ・ヨーコの功績です。

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