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【ぴいぷる】「今でも愛を探しています」時代を彩ったラブソングの女王・辛島美登里 結婚は焦ることに慣れちゃった (2/3ページ)

 「何を言っているんだと思われるでしょうが、本当はコンサートも苦手なタイプなんです」

 もともとはソングライター志望だった。姉の影響でピアノを始めたのが5歳。奈良女子大学在学中の83年、中島みゆきや世良公則らを世に送り出したヤマハ音楽主催「ポピュラーソングコンテスト」(通称ポプコン)でグランプリを受賞したのが音楽活動のきっかけだ。

 「子供の頃から曲を作るのが好きで、音楽のノートによく書いていました。仕事にできたのは本当にラッキーなことです。ただ、楽曲提供志望だったので、まさか自分で詞を書いて歌まで歌うとは考えていませんでした。人前で歌ったこともないのに弾き語りでコンテストを受けたのも、バンドを組んでいなくて、人に演奏してもらうことができなかったからなんです」

 「どうせ1回だけだし」という思いとは裏腹に、奈良大会から関西大会へと進み本選へ。本番当日は「歌い終わったところで感極まりました。荷物の後片付けをして観客席に座っていたら、自分の名前が呼ばれて『えーっ!?』って」。

 原点であるポプコンとの縁は現在も続いている。往年のポプコン出身アーティストが大集結する同窓会コンサート「僕らのポプコンエイジ」には毎回出演。今年は5月に開催され、Chage、石川優子らと共演する。

 「大学のサークルの先輩・後輩が久しぶりに会うみたいな感覚ですかね。ほかのコンサートとは違う、同じ時代をくぐり抜けたからこそ分かり合える仲間感があるんです」

 3年前の初回出演時は感激で胸が詰まり、思わず「サイレント・イヴ」の歌詞を忘れてしまったという。

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