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【桂春蝶の蝶々発止。】辻一弘さんあっぱれ! アカデミー賞授賞式で感じた芸道の厳しさ (1/2ページ)

 米ハリウッドで4日(日本時間5日)、第90回アカデミー賞の発表・授賞式が開かれました。私は大の映画ファンで、昔から授賞式を楽しみにしています。

 今年の作品賞は「シェイプ・オブ・ウォーター」が受賞。主演女優賞には「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマンドが2度目のオスカーを獲得し、主演男優賞は「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」のゲイリー・オールドマンが選ばれました。

 オールドマンは何といっても「レオン」の刑事役、狂気の演技が忘れられない。今まで受賞していなかったのが不思議なほどの名優ですよね。

 特筆すべきは、この映画でメーキャップ・ヘアスタイリング賞に輝いた辻一弘さん。特殊メークで、オールドマンをチャーチル元英首相そっくりにしました。ノミネート3回目で日本人の同賞初受賞は本当にすごい!

 辻さんは2012年に映画界を引退し、現代美術へ転身していました。オールドマンが「この役は、辻さんなしでは引き受けられない」と直々にオファーしたことで復帰し、受賞につながったといいます。

 辻さんの受賞スピーチを、愛情たっぷりの面持ちで聞くオールドマン。かけてきた労力と時間の深みが、2人の表情に現れていました。

 いやぁ、映画って、本当に素晴らしいですね(笑)。

 昨今の映画界では「ハラスメント」という言葉がよく聞かれます。セクハラ、パワハラ、モラハラ…。すべて許されることではありません。

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