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【酒井政利 時代のサカイ目】オーディション番組が盛況 好き嫌いで選んでいるように見えて…侮れない視聴者の嗅覚 (1/2ページ)

 オーディション番組がにぎわっている。

 夢がかなうシンデレラストーリーのドキュメンタリーともいえるオーディション番組には、まさかの思いがけない展開が待っている場合もある。視聴者が出場者と一緒にハラハラドキドキを共有できるのだ。

 かつて『スター誕生!』から中三トリオやピンク・レディー、『ASAYAN』からモーニング娘。など数多くのスターが育った。『あいたい』が“泣ける”と人気の林部智史は『THEカラオケ☆バトル』から。同番組や『歌唱王』(日本テレビ系)で心に響く美声で視聴者を魅了した16歳の橋本峻も『光』でデビューした。

 『今夜、誕生!音楽チャンプ』(テレビ朝日系)では中高生大会で勝ち抜いた中学2年生の丸山純奈さんが、デビューを賭けた5つの課題もクリアして、ついにデビューが決まった。

 徳島の純朴そうな中学生だが、辛口審査員に何を言われても一度も涙を見せずに、指摘されたウイークポイントを修正しながら勝ち進んできたことで視聴者の支持も高い。メディアの発達で、視聴者には見抜く力があるのだ。

 『最強歌少女オーディション』で発掘されたLittle Glee Monsterのように“世界に通用する女性ボーカリストを発掘”とピンポイントの目的のオーディションは勝者の選別基準がわかりやすい。

 が、単に“アイドルを生み出す”では曖昧でわかりにくく、見る側は視聴者特権の好き嫌いでしか判断しない。

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