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【みうらじゅん いやら収集】エロ・チラシは現代アート? せっせと集めた数千枚はいつか民俗学の資料になるかも (1/2ページ)

 街のエロ・チラシ。特に電話ボックスの中と外、びっちり透き間無く貼られてたもんで“これは現代アートの類いなのか?”と、思ったもんだ。

 チラシには大小あったが、主に名刺より少し大きいサイズのものが主流。サイフに入りやすいのがいいとエロ・チラシ業界も考えたのかな。そこに記された電話番号にかければお店か、または出張サービスでホテルにフーゾク嬢を呼ぶことができる。

 80年代から90年代にかけて日本はフーゾク大国になった。男たちはそのエロ・チラシに印刷された“女子大生”とか“OL”とか“主婦”とかの文字に「嘘でしょ」と、いったんつぶやくが突き上げる性本能に負け、「中には本当もあるかもしれない」と思うようになる。ニコニコ笑ってる写真、セクシーランジェリー姿で誘うような目を向けてる写真。やたら解像度がいいなと思うものは当時、男性誌に出てたグラドルがほとんど。ひどい騙しともなると堂々、映画やテレビに出てる女優の写真がプリントされてるものもあった。

 “こんなコがくるはずないでしょ”

 己れにツッ込みを入れても男の脳内は既にバカになっていて、またも“中には本当も-”などと思ってしまう。

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