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【聖林裏表】政治アピールのグラミー賞に辟易… 有権者に近づく好機とみた“下心” (1/2ページ)

 米音楽界最高の栄誉とされる「第60回グラミー賞」の発表・授賞式が1月28日、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開かれた。5日発行の本紙「LA発芸能WATCH」でも触れたがグラミーの政治利用が波紋を広げている。

 1月7日の映画賞「ゴールデングローブ賞」で多くの女優らが黒いドレス姿で連帯を示したことに音楽界も続けとばかりに、グラミーではレディー・ガガ(31)ら多くの出席者が白いバラを着用。セクハラ被害者の支援キャンペーン「Time’S Up」(もうおしまい)への支持を表した。

 華々しい場が社会的、政治的問題をアピールする舞台となるのが恒常化した感もあるが、今年注目を集めたのは、会場で上映された、トランプ政権の暴露本「炎と怒り」の一部を読み上げるビデオ。ヒラリー・クリントン元国務長官が大統領選敗北の意趣返しとばかりに出演したのだ。

 ビデオは来年のグラミー賞でオーディオブックなどが対象の「最優秀スポークン・ワード・アルバム賞」に同書が選ばれるとして、そのナレーターをオーディションするという設定。クリントン氏はトランプ大統領がファストフードが好きだというくだりを朗読した。

 「彼は長い間毒を盛られるのを恐れていた。それがマクドナルドが好きな理由の一つだった…」と雰囲気たっぷりに読んでいくと、司会者の男性が「あなたで決まりだ」と即座にOKを出す。続いてクリントン氏は「グラミー賞は確実?」とほほ笑み、司会者が「確実だ」と応じて終わる。

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