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【フリーアナウンサー近藤淳子のまもなく本番です】海辺暮らし、はじめました。 (1/2ページ)

 娘の小児喘息治療をきっかけに、空気のきれいな逗子葉山で暮らし始めて半年以上が経ちました。大きな空の日の出と日の入りの時間、位置、色彩のやわらかな移り変わりを日々しみじみと感じています。海の波や光の刻一刻と新しくなる表情、魚介、海藻などの海の恵み、個性豊かな季節野菜のみずみずしい美味しさ、そよ風に心地よく乗っている潮のノスタルジックな香りなど、海辺暮らしが大好きになりました。

 家の窓からは優雅に旅しているかのようなトンビや、ベランダに現れるふかふかなしっぽが、くるんと巻いた可愛いリスと顔をあわせるのが日常になると、もしかしたら動物達と言葉が通じ合うのではないかと思うくらい(笑)、どんどん童心にかえっていきます。

 私は大阪で生まれ、宇和島で育ちました。春には畑一面に咲き誇るピンクの蓮華摘み、段々畑ににょきにょき生えてくるツクシンボウ、勢いよく突き出すワラビを大量に採りに行き、おばあちゃんに卵とじにしてもらって、おやつとして食べていました。

 夏の塾帰りには川辺に蛍がたくさん飛んでいて、まるでちょっとした街灯のよう。暗い夜道が蛍の黄金の光で輝いていたなんて、幻想的です。お風呂あがりには、庭にゴザを敷いて家族で寝間着のまま仰向けになり、鈴虫の声が響き渡る巨大な夜空に浮かぶ人工衛星や流れ星を数えるという、今振り返ってみると田舎リゾートのような日々。

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