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【板垣眞理子 LA発 芸能Watch】黒人差別やセクハラ、移民問題など政治色の強いグラミー賞授賞式 カミラ・カベロ「両親はポケットに“希望”を詰めて米国にやってきた」 (1/2ページ)

 プエルトリコ系の父とフィリピン人の母の間に生まれたブルーノ・マーズ。先月のグラミー賞授賞式で、最優秀アルバム賞など主要な賞を含め最多6部門を受賞。抜群の歌唱力と明るくエネルギッシュなダンスで魅了した。

 今回はマーズをはじめ、有色系が活躍。例年になく政治色の強い授賞式となった。中でもオープニングを飾ったケンドリック・ラマーの強烈な舞台は圧巻だった。

 ロスの危険地帯といわれるコンプトン出身のアフリカ系のラマーは鋭い表現力とメッセージ性で世界最高のラッパーと称賛され、今回最優秀ラップアルバム賞など5部門で受賞。

 星条旗の映像を背景に迷彩服のダンサーの中で歌い、後半は赤い衣装の男たちが銃声とともに一人ずつ撃たれ、倒れるという、黒人差別を訴える鮮烈な舞台に、会場は騒然となった。

 「ハバナ」がヒット中のキューバ系メキシコ人移民の美女、カミラ・カベロは「両親はポケットに“希望”を詰めて米国にやってきた。移民にもチャンスを」と感動的なスピーチ。オバマ前大統領が導入したDACA(若年期に入国した不法移民の若者への強制退去処分猶予政策)を、現大統領が打ち切ると決めたことを暗に非難した。

 女優で歌手のジャネール・モネイは、セクハラ撲滅の「#MeToo」と「タイムズ・アップ」運動支持の力強いスピーチ。続いて白いパンツスーツやドレス姿の女性歌手たちを従えた歌手、ケシャが復活の新曲「プレイング」を熱唱。迫力の歌声に打たれた。

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