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【みうらじゅん いやら収集】ヌード絵に下着履かせ、芸術の境問う『はかせたろう』 上品・下品の判断について考えてみよう (1/2ページ)

 現在、川崎市市民ミュージアムで『みうらじゅんフェス! マイブームの全貌展』(3月25日まで)というのが開催されているのですがこの展示、私、みうらが小学1年生の時に制作した『怪獣スクラップ・ブック』から現在までに生み出した膨大な数の作品がズラリ並んでいて、きっと誰しも“どうかしてるぜ”って呆れてもらえると思います。

 しかし、私の作品の中核を成している“エロ”の部分は公共の施設だけに少し検閲が入り、抑えた展示になってます。ま、それでも要所要所にそれは隠し味となって存在しているのですが、中でも今回、ご紹介したい活動『はかせたろう』は堂々とパネル張りで並んでいますので楽しんで下さい。

 『はかせたろう』とは何か? そこですよね。

 あの方のことではありません。漢字に直すと“履かせたろう”。名画とされる西洋絵画のヌード絵に下着を履かせていく活動のことです。古くは貴族たちのお抱え画家。クライアントのたっての希望で描かされてきたヌード絵。まだ写真が誕生してない時代に「神聖を装って」という注文を聞いて画家たちは試行錯誤。だからこそ後世にも名画とされたのでしょう。でも、実のところ裏のテーマはエロだったに違いありません。

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