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真矢ミキ 「ハゲ揶揄」「若くなくては意味ない」風潮に疑問 (2/2ページ)

 『ビビット』で月一で私が担当させて頂いている、前向きWOMANというコーナーで、これまで麻実れいさん、高橋真梨子さん、コシノジュンコさん、芳村真理さん、八千草薫さん、瀬戸内寂聴さんというそうそうたる方々と対談させて頂いた。そこで感じたことは、先輩たちはとにかく自然体で美しく個性的に存在しているということ。あるがままという凄みだった。年齢を重ねた人間力だ。何の防御もせず媚びもせず、サービス精神にあふれ、人をhappyにする為に仕事をなさっている。そして、今の時代を受け入れる柔軟さも持ち合わせていた。

 寂聴さんは20代の女性をご自分のスタッフに選ばれて、本音で90代と20代で意見を言い合い楽しまれていたし、芳村真理さんは「スマホ使ってるわよ。だけどずっとスマホばかり見ている世の中は良くないわ」とおっしゃっていた。柔軟とはいえ、社会の流れに何もかも迎合はしないかっこよさだ。

 勿論どなたも“私は歳だから”“おばさんだから”なんておっしゃらない。むしろ年齢分の経験を、自信に変えている。

 ご自分の意見と言葉をしっかり持っている。60代、70代、80代、90代の輝く女性たちに会うと、年齢を重ねることがいかに素敵なことかと感じる。

 経験とは、かっこいい色気だ。

 「いくつですか?」なんてどうでもいい質問だと日本の社会が気づくのはいつなのだろう。年齢を重ねた女性が、冬でも扇子を持ち歩いたり、老眼鏡や補整下着がなぜ必要なのか、その理由が私もだんだん自然とわかってきた。

 とはいえ、年齢という枠にとらわれる必要はないと思っている。私、1月でひとつ齢を重ねる。されど人生はここからが面白い…はず。

 撮影/渡辺達生

 ※女性セブン2018年1月18・25日号

NEWSポストセブン
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