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【板垣眞理子 LA発 芸能Watch】ダルも直面、米エンタメ界でもアジア人蔑視 クロエ・ベネットは本名の中国名を英語名に (1/2ページ)

 普段10ドルのドジャースタジアムの後方外野席が、1000ドル(約11万円)。それでも友人たちは「一生に一度の機会」と大枚をはたいた。29年ぶりのLAドジャース出場に沸いたMLBワールドシリーズ。それだけに現地LAでは優勝を逃した喪失感が漂う。しかし、連日の熱戦でプロ野球の醍醐(だいご)味を味わわせてくれたことに変わりはない。

 野球ファンでなくても注目したのが第3戦。アストロズのユリエスキ・グリエル内野手のダルビッシュ有投手に対する、目をつり上げる人種差別的なジェスチャーと、アジア人を侮辱する言葉にサイトが炎上したのだ。

 それに対し、ダルビッシュは「誰も完璧ではない。彼のしたことは正しくないが、責めるよりそこから学ぶべきだ」と大人の対応。全米メディアが彼の寛容さを称賛したのはご存じの通り。

 キューバ人のグリエルは、悪意はなかったと謝罪。しかしMLBは、弁解の余地はないと、来季開幕から5日間の出場停止を命じた。

 地元紙LAタイムズは、米国の根底にあるアジア人蔑視の現実に触れた。例えば今、優秀な日中韓の若者への、特に名門ハーバード大学の入学差別が問題化している。

 顕著なのが映画界。マイノリティーの役を、観客動員が見込める白人スターが演じる「ホワイトウォッシュ」現象だ。

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