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名ばかり芸能事務所にスカウトされた「美魔女予備軍」の末路 (1/3ページ)

 モデルやタレントにならないかと声をかけ、事務所登録料、レッスン料などを払わせるだけのビジネスがある。芸能の仕事どころか、出演者オーディションを受ける機会すら確保しない、名ばかり芸能事務所による搾取ビジネスのひとつだ。このやり口は、きらびやかな世界への憧れを利用した、主に若い女性をターゲットとしたものだった。ところが最近では、対象年齢の幅が広がっている。とくに押切もえや益若つばさなど、芸能人として成功した読者モデル出身者が同年代に多い30代の女性が狙われている。ライターの森鷹久氏が、思春期に抱いた夢につけ込まれ、疑いつつも諦めきれない女性の複雑な女心をきいた。

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 私って騙されているんでしょうか--

 私は以前‘インチキ芸能事務所’の実態や、その事務所代表が犯した罪についてレポートを書いた。その記事を読み、筆者にコンタクトしてきたのは都内在住の30代女性・マイコさんだ。マイコさんから届いたメールには、とある芸能事務所のホームページのURLと、自身がその事務所に所属した経緯などの詳細が記されてあった。

 「幼い頃から芸能界への強い興味がありましたが、いくらオーディションを受けてもダメで、小さな事務所に所属したこともありましたが仕事は全く無く……。普通に就職しその後独立。安定したこともあり、どうしても夢を諦めきれないと思って……」

 実はマイコさん、労務事務所に勤めた後に行政書士として独立。現在は3名の部下を抱える、事務所の‘所長’でもある。税理士資格の取得にもチャレンジ中であるが、ふとある時‘かつて夢見た’という芸能界への憧れを思い出した。美魔女ブームなど、年齢に関係無くモデルやタレントとして活躍できる時代になった、そう感じたのである。

NEWSポストセブン
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